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【1】血液とその第三の解剖学的要素~知られざる世紀の天才科学者、その集大成~

血液と第三の解剖学的要素-訳者前書き.pdf

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新型コロナ騒動を機に一躍時の人となったアントワーヌ・ベシャンの晩年の大作。

現代医学・科学界の不正の象徴ルイ・パスツールが、まさにその作品・功績を盗作した人物こそ19世紀フランスの化学者アントワーヌ・ベシャン。まずその経歴は
★学位
薬学修士
科学博士
医学博士
★職階
モンペリエ大学医学部医化学・薬学教授
ストラスブルグ薬学高等学校 物理学・毒物学フェロー/教授
フランス医学帝国アカデミー客員
パリ薬学会客員
ヒロー農業協会、メーヌ・エ・ロワール県リンネ協会会員
リール大学医学部長、生物学教授
★表彰
ミュルーズ工業会金メダル(アニリンの安価な製造方法と、この物質から得られる多くの色の発見)
歴史的事業および学識者協会委員会銀賞(ワイン製造の業績)
★栄誉
公教育官(※政府の教育省から指名の州の最高教育責任者)
レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ
ブラジル薔薇の騎士団長
‐参考"Bechamp or Pasteur?"

パスツールの策略に嵌まって歴史の影に埋もれたベシャンですが、その後も小さな研究室に籠り、自分の研究を黙々と続けていました。当時の真実を知る一部の科学者達はその功績を見守り、晩年はその保存に走りました。その数少ない功績の一つが本書「血液とその第三の解剖学的要素」です。

パスツールの提唱した病原体理論に相対して宿主環境理論を提唱した、と伝えられますが、パスツールは一方的に盗作しただけの男であり、本来肩を並べられる人物でも比較される人物でもありません。

その事の顛末と研究の集大成をまとめた大作。
ガストン・ネサンの発見したソマチッドと呼ばれる極小生命体を、恐らく世界・歴史上初めて単離し、独自にマイクロザイマスと名付け、そのマイクロザイマスを中心に構築した生体理論こそベシャンの真骨頂。本書は、その構築した理論を元に、紀元前から最大の謎であった「血液凝固問題」を見事に解決した作品です。

全八章を章別に分けております。

本データについて

本データは、アントワーヌ・ベシャン晩年の大作「血液とその第三の解剖学的要素」の中から、原文がフランス語の本書を100年前に英訳したモンタギュー・レバーソンによる前書き部分の和訳になります。

モンタギュー・レバーソン
(Montague Richard Leverson:1830–1925)

英国の弁護士。その後米国に移住し、コロラド州で牧場主、カリフォルニア州で弁護士・政治家を務めた。ホメオパシー医・反ワクチン主義者・病原体理論否定主義者。
‐出典:Wikipedia

本文より一部抜粋

 1816年10月16日、ドイツ割譲地区であるフランスのバ=ラン県バッサンに一人の子供が産まれた。各世紀にコペルニクス・ガリレオ・ニュートンの名が刻まれる如く、19世紀にその名が知れ渡ることになる。アントワーヌ・ベシャン、1816年生まれ、1908年4月15日死去。それは、ベシャン教授の遺した研究と驚くべき発見について、数年に亘って文通を交わしていた米国老医師の初の訪問から14日後のことであった。老医師がパリを訪問したのは教授と個人的に親交を深める為であり、教授とその御家族もまたこの訪問を心待ちにしていたという。
 訳者は以前、教授の生理学・生物学的発見の広範な要約を教授に送っており、教授の訂正後、承認された。
 これは、訳者が約14年の歳月の大半を捧げた、予防接種とその病理学に関する大作の特別章として掲載されるはずであった。
 しかし、教授の逝去の間際、教授と私との間でほぼ毎日交わされた長い対談の中で、こうした要約版ではなく、教授の重要な発見の最低限を正確な翻訳版で英語圏の人々に届けた方がよいと私の方から提案した。特に私の見解では、教授が「時の最大の科学的愚行」と正鵠を射る「疾患の微生物・病原体理論」のような、教授の功労の堕胎産物で、歪曲された盗作物に賛同しつつ、教授の発見を葬り去る「沈黙の陰謀」へ加担する者達に、それを任せることは容易ではない。
 この提案へ教授は心より賛同して下さり、教授の生物学・生理学・病理学の偉大な真理を普及させるに当たり、考え得る限りの最善の行動をとるように告げ、私が最も賢明だと考える要約でも英訳でも自由に出版することを許可して下さった。この許可の下、本書はベシャン教授の最後の偉大な発見を英語圏の人々に紹介することを意図して出版されるものである。

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